卒業旅行準備編①-構想、日程の確保と旅程の組み方、飛行機の選び方-
こんにちは。ITSUKIです。
最近卒業旅行についてつらつら書いているのですが、今日は準備編として今回の旅行の構想、日程の確保と旅程の組み方、飛行機の選び方あたりを書いていきたいと思います。
概要
・卒業旅行は一度も行けてないヨーロッパに行くぞ!
・限られた日程の中で、行きたい都市をピックアップしつつ旅程を組んでいく
・その結果キャセイパシフィック航空、香港乗り継ぎがベストになった
構想
大学生になる前から旅行が好きだったので、在学中の4年間でどうやって旅行していくか、というのはなんとなく考えていました。
最初は1,2年生の時に日本国内47都道府県を制覇して、3,4年生の時に海外を飛び回ろう、と考えていました。(旅行オタクにこの考えを話したところ、どうも皆同じようなことを考えたらしく共感を得られた)
もともと、インターネットでよく見る「インド行ったら世界観変わった」とか「大学休学して世界一周したら人生変わった」みたいなやつに不信感を持っていました。あと「海外はこんないいところがあるから日本も真似するべき」的なツイートも苦手でした。
そりゃ海外にはいいところが沢山あるかもしれないけどそれってまず日本のこと知らないと分かんないんじゃねえの?って思ってました。
なのでまず最初に日本国内をたくさん見て回って日本のことを知ろう、どうせなら47都道府県全部行ってみよう、そこから海外に行けばいいやと考えました。
大学入学したての頃は授業のこなし方も分からず金もなかったのでなかなか旅行はできませんでしたが、授業やバイトの合間を縫って旅行をして、最終的に2年の春休みに4週間かけて日本一周して、それまでの旅行と合わせて47都道府県を制覇することが出来ました。
位置情報記録アプリ「駅メモ」で47都道府県を制覇した時のスクショ
この時47都道府県制覇したので次は海外へ・・・となる予定だったんですが、旅行した結果もう一回行きたい場所や行けなかった場所が見えてきました。
また、このころから友人の影響でクラブに行くようになり、色んな場所のクラブに行って色んな人と話すのが楽しくなった結果
「もうすこし国内を旅行したりクラブに行ったりして、いろんな人と仲良くなるのが楽しいのでは・・・?」と思い、大学3年の時はひたすら国内を飛び回りつつ色んな場所に顔を突っ込んで遊んでいました。おかげでこの1年で知り合いや友達がずいぶん増えました。
また、4年になって就活と卒業研究が始まると、たまに休みはあるけどまとまった休みが取りにくく、さらにいつ休めるのかギリギリまで分からないという状態になってしまいました。なので結局4年次もたまの休みは国内旅行に費やしてました。
その結果、がっつり海外に行けるのは卒業旅行くらいとなり、卒業旅行は行きたいところ絞り込んだうえで楽しむぞ~ という感じになりました。
日程の確保と旅程の組み方
この辺はほぼ同時進行でやっていたのですが、まず最初にしたのは日程の確保です。
11月中旬くらいになると卒業研究と就職のあれこれのスケジュールがある程度分かってきました。その結果
・うちの学科は2月中旬に研究発表やって2月末くらいは研究するらしい
・就職に伴う引っ越しの関係で3月後半2週間は完全に空けないといけない
ということが分かりました。このことから、卒業旅行に行けるのは3月上旬~中旬、より具体的には2/28~3/17の間くらいになることが掴めました。
次に旅程の組み方ですが、したいことを色々まとめていくと
①大学のけいおんオタクの友達がロンドンに行きたい、日程は3/12~3/15あたりがいい
③鉄道オタクによるとスイスからイタリアを結ぶ観光列車、ベルニナ・エクスプレスが凄いらしいので乗りたい
ということになり、上記の日程としたいことを組み合わせつつ旅程を組むことになりました。
したいこと①の日程から考えて、最後にロンドンに行って友達と合流し、そこから日本に帰ることは決まりました。
また、したいこと②と③をどう両立させていくか考えて調べていくと、同じようなことを考えている人の旅行記が見つかりました。旅行オタクの考えることって大体似ていくんですね~
この記事のおかげで、どうやら②と③は両立できるらしいと分かりました。
この人の記事をけっこう参考にしていました。
そしてここまで考えたことを地図上にまとめたのが下の図です。分かりにくくてごめんなさい・・・
左上の黒丸で囲んでいるのがしたいこと①のロンドン
右下の赤丸で囲んでいるのがしたいこと②のヴェネツィア
赤い矢印⇔を引いているのが観光列車ベルニナ・エクスプレスのルートです。
これらをどう繋げていくかを考えつつ色々調べた結果
中央の黄丸で囲んでいるスイスのチューリッヒというところに大きい国際空港がある
青い矢印⇔を引いている、ヴェネツィア=パリ間には夜行列車がある
黒い矢印⇔を引いている、パリ=ロンドン間には国際特急列車がある
ということを発見しました。
つまり、日程の関係でロンドンを最後にすると
スイス・チューリッヒ入り
→ベルニナ・エクスプレスでヴェネツィア
→夜行列車でパリ→
国際特急列車でロンドン・帰国
というルートが組める!!ということになったわけです。ここから細かく旅程を詰める段階で行きたい地方都市をピックアップした結果、前のブログにも書いたこんな感じのルートになったわけです。
これにて確保した日程の中でざっくりとした旅程を組むことができたわけです。
飛行機の選び方
ざっくり旅程を組んだ結果、
①スイスのチューリッヒからヨーロッパに入る
②イギリスのロンドンからヨーロッパを出る
ことが決まりました。
また、私は現在愛知県に住んでいたので出発/到着は中部国際空港がいいなあと考えていました。本当は日本からヨーロッパに行く場合、東京の成田/羽田や大阪の伊丹/関空から出発するほうが選択肢の幅が広いんですが、ただでさえ卒業旅行できる日程に限界があったので日本国内での移動を増やしたくありませんでした。その4つの空港は国内旅行で行ったこともあったし・・・
あと、バイトで旅費を捻出するタイプの学生なので飛行機代はあまり高いと厳しいという制約もありました。その条件の中で色々調べていきました。
調べていくと、国際線の飛行機運賃にはオープンジョーというルールがあることがわかりました。
ざっくりまとめると、
・国際線の飛行機というのは片道ずつ取るとバカ高く、片道数十万とかになる
・往復で予約するとエコノミーならヨーロッパ往復10万~くらいになる
・往路と復路の発着地が異なっていても往復するという扱いになって安くなる
どういうことかというと、往復の航空券というとA空港⇔B空港を往復するというイメージになるのですが
往路:A空港→B空港、復路:C空港→A空港 でも往復航空券扱いになって、ヨーロッパ往復10万くらいで取れたりする
ということです!つまり、今回は
というルートにして、往復航空券という扱いにしよう!としたわけです。
ちなみにオープンジョーは往路復路どちらも同じ航空会社で取らないと往復運賃にはなりません。(それはそう)
なので、今回の場合は中部国際空港とチューリッヒ空港とヒースロー空港の全てに路線網を持つ航空会社を選ぶ必要があることになります。
フライトの検索や航空会社の路線網の検索にはこれらのサイトを使いました。
11月~12月は毎日のようにこれらのサイトを睨めっこしてました・・・
膨大な調査と値段の比較の結果、香港を拠点にする有名航空会社であるキャセイパシフィック航空を利用することになりました。
11月~12月ごろに調査し、2/28~3/17あたりで上記の条件のフライトを検索した結果、最終的にこのような飛行機になりました。
往路:3/3出発 名古屋・中部国際空港→香港国際空港→スイス・チューリッヒ空港
復路:3/15出発 ロンドン・ヒースロー空港→香港国際空港→名古屋・中部国際空港
往復10万6610円(諸税込)
この飛行機を予約した日は1日中ドキドキしてました。ついに旅程が決まったという実感、狙い通りのフライトを予算内の価格で取れた安心感、10万が財布から吹き飛んだ現実・・・
ちなみに、ブログの構成上日程と旅程決めてから飛行機を選んだみたいな感じになってますが、実際は同時進行でやりつつ色んなルートを考えてました。
ブリティッシュエアウェイズという航空会社を使って名古屋→ソウル→ロンドン→陸路移動→チューリッヒ→東京 なんてルートも考えてたり・・・
この案はロンドンの日程が後半になると分かった時点で没になりました。あとはヒースロー空港の入国審査は混むとかイギリスの入国税がバカ高いとかいろいろな理由があったのですが、それを書き始めると一生ブログが終わらんのでやめます。
おわりに
今回のブログは4000文字くらいいっちゃいましたが、ここまででやっと大まかなルートが決まって飛行機が予約できたところまでしか説明できませんでした・・・大きな旅行するときに考えてること全部書き出すとこんなに長いんだなあと感じています。多分これ全部書いたら卒論の文字数を軽く超えます。
次回は卒業旅行2日目、スイス編を書きたいなと思ってます。よかったら読んでください。
それでは!