ITSUKIの日記

色々なことを書きます。

卒業旅行4日目-イタリア編②-

こんにちは。ITSUKIです。だんだん自分でも分からなくなってきたので改めて整理すると、2019年3月3日~17日の2週間で行った卒業旅行のうち、4日目にあたる3月6日の記録について書いていきます。

 

前日(旅行3日目)にイタリア入りして、泊まっていたミラノを出て今回の旅のメインであるヴェネツィアに向かい、ヴェネツィア内を散策するところまでを書いていきます。3日目についてはこの記事を読んでください→https://itsuki-211132.hatenablog.com/entry/2019/04/23/215715

 

4日目の朝は前日早めに寝たこともあってすんなり起きることが出来ました。この日は素泊まりだったので手持ちの菓子やパンを適当に食って朝食を済ませ、7時半ごろにホテルを出てミラノ市内の地下鉄に乗り込みました。

 

ミラノ駅周辺の治安がよくないというのは以前にも書いたのですが、地下鉄もスリがいるとか券売機で切符を買おうとするとおじさん勝手に操作させられてチップを請求される等色々悪い評判を聞いていました。

 

ただ実際行ってみると、平日朝かつ主要駅を外して乗車したのが幸いしたのか、特に何もなく乗り込むことができました。ミラノの朝8時の地下鉄は席とつり革がだいたい埋ってるくらい、日本と変わらないような通勤風景でした。

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地下鉄に15分ほど乗り、ミラノのドゥオモ(大聖堂)を見に行きました。

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 ヨーロッパのこういう大聖堂は日本ではなかなか見ないため、行くたびに圧倒されてしまいます・・・

 

余談ですが、大聖堂の入り口とチケット売り場が別の場所にあったこと、チケット売り場はまず整理券を取って呼び出されたらチケットを買いに行く郵便局方式(?)で少し焦りました。また、事前に調べた情報では入場料無料、展望台や美術館は有料と書いてあったのに対して、現地では入場料3€がかかりました。

特に日本語ウェブサイトの場合、海外の観光地や公共交通機関の内容はけっこう古い情報が混じってるのでそのへんは気を付けないといけないことをこのあたりで学びました。

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 大聖堂前はこんな感じで大きな広場になっています。こういう広場も日本ではなかなか見ませんね。

そしてこのドゥオモ広場には、「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」が面しています。

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名前だけだと分かんないですが、要するにショッピングモールです。高級ファッションブランド店とかが立ち並んでます。貧乏学生が買い物する場所ではないですが、作りが立派で見てるだけで楽しかったです。

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中心部はこんな感じです。おしゃれ~~

 

今調べたらディズニーのワールドバザールはここをモデルにしてるそうです。20年くらいディズニー行ってないので分かんないんですが、こんな感じなんでしょうか?誰か教えてください。

 

ミラノの観光を済ませて、一旦ホテルに戻って荷物を回収して、11時ごろにミラノ中央駅に向かいました。夜に比べると治安も多少マシになってたので、駅前を散歩しつつ写真を撮っていました。

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これがミラノ中央駅です!デカくて壮大でかっこいい。中央のところをよく見てみると、電車の発着時刻が書いてある電光掲示板が見えると思います。

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駅の中とプラットフォームはこんな感じ。

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イタリアの大きい駅の特徴として、電車が乗り入れるホームが決まっておらず、ギリギリにならないと分からないという仕組みがあります。なのでみんなホームの電光掲示板の前に待って、自分がこれから乗る電車が何番ホームから出るのかを確認しています。大体10分前くらいにならないと分からないのでとても心臓に悪いです。

 

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 そうこうしているうちに、11時半ごろに定刻通り自分の乗る電車が到着しました。これはItaloという私鉄が運営している、イタリアの主要都市を結ぶ特急列車です。ミラノからヴェネツィアまでおよそ2時間半かけて移動します。

 

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今回はPrimaという、日本でいう新幹線のグリーン車に相当するようなグレードの乗車券を購入しました。ドリンクとお菓子のサービスが付いてきます。途中の駅に停車するたびに配ってくれるのでそれだけでお腹がいっぱいになってしまいます。

 これより高いグレードの、日本のグランクラスに相当するような車両もあります。このへんはイタリアの知見としてまとめたいと思ってます。

 

揺れも少なく快適だったので、うたた寝をしつつ14時過ぎにはヴェネツィアの玄関口である、ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅に到着しました。

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駅を正面から見た写真です。イタリアのみならず近隣国からもたくさんの電車が乗り入れる大きい駅なので、駅舎もとても立派です。

 

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駅を出るといかにもヴェネツィアらしい景色が広がっており、テンションが最高潮になりました。 

 

まずは重たい荷物を置かないと散歩もままならないので、ホテルに向かいます。

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ヴェネツィア滞在のうち、前半に泊まったホテルは駅からおよそ徒歩10分、観光地からわき道に入った静かな住宅エリアの中にありました。

 

シングル2泊朝食付き13000円と、ヴェネツィアの中ではかなり良心的な宿でした。現地時間の15時過ぎにチェックインし、日本はまだ夜だったので両親に生存報告をしたのちに昼寝をしました。

僕は「旅行中に普段と変わらないことをする」行為がいちばん贅沢なものだと考えてるので、行程に余裕がある・同じ場所に数日滞在するような時は日中からホテルでダラダラしたり昼寝することを心掛けています。慌てて観光地回っても想い出に残らないですからね。

 

目が覚めたら夕方になってたので、軽くヴェネツィア本島内を散歩しようとして、さっそく道に迷いました。ヴェネツィアは大運河が真ん中を通っていること、道が迷路のように入り組んでいることもあり土地勘がないと一瞬で迷います。

 

 Googleマップを片手に、なんとかサン・マルコ広場にたどり着くことは出来ました。アニメ「ARIA」シリーズにもたびたび出てくる有名な場所ですね。

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夕方のサン・マルコ広場は人も少なく、散歩にはうってつけでした。

 

次の日は丸一日歩き回るということもあり、ヴェネツィアのスーパーで食料を色々買い込んで早めにホテルに戻りました。

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夜になるとホテルに向かう路地がとても暗くなっており、イタリアの中では比較的治安の良いと言われているヴェネツィアでもさすがに不安を感じました・・・

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 晩御飯を外に食べに行くのも面倒だったので、こんな感じの雑な食事をしていました。というかこの日は三食とも雑な食事しかしていなかった・・・

 

ここからいよいよ本格的なヴェネツィア観光になります。次のブログには有名どころの写真など色々載せていく予定なので、また見てください!それでは!

スイスで得た知見

卒業旅行スイス編までを書き終わったので、スイスで得た知見について書いていきたいと思います。

余談ですが、会社の同期に学会でスイスに行った人がいて、スイスの話でとても盛り上がりました。旅行してるとこういう話題で盛り上がれるのもいいですね。

 

スイスの空港について

・スイスの主要空港はバーゼル空港、ジュネーヴ空港、チューリッヒ空港があるが、基本的にスイスに行くときはチューリッヒ空港を使うことになると思う

・日本から行く場合、羽田からチューリッヒ空港までは直行便が出ている。それ以外の都市からだと、どこかしらで乗り継いでいく形になる。

チューリッヒ空港から首都であるチューリッヒ中央駅までは電車で15分程度。

チューリッヒ空港からの電車はチューリッヒ中央駅へ向かう電車だけでなく、首都とは逆方面に向かう電車もあるので行き先に要注意!日本の主要空港と違い、路線の終点に空港があるわけではない。

 

スイスの物価やトイレ、自販機、スーパーの事情

・スイスの物価は本ッ当に高い 覚悟しないといけない

・特に外食産業はやばい 例えばスイスのマクドナルドはビッグマックが単品で720円する、これはビッグマックの値段としては世界一高い ちなみにMサイズのポテト・ドリンク付きのセットは1400円超える むり

・まともなレストランでご飯を食べようとするとメイン一つ頼んだだけで3000円近くしかねない 酒や色々頼むなら5000円~かディナーならそれ以上かかるかもしれない・・・

・電車も高い 特急で1時間半くらいの隣町に行くだけで5000~8000円とか飛びかねない 同期の人は、スイスでの学会のついでに首都から片道4時間くらいかけてアルプス山脈を観光しに行ったら往復2万かかったと言ってた

・電車は安くする方法がいくつかあるので別の機会に書く ハーフフェアカードとかスイストラベルパスとかユーレイルパスで調べるといいかもね

トイレが有料 値段は駅にもよるが1回100~200円する 町中に公衆トイレがなくもないけどあまり使いたくないような感じ・・・

・主要な駅にはコインロッカーがある 1回500~1000円くらいなので比較的まともな値段 ちなみにヨーロッパのほとんどの国はテロ対策でコインロッカーはない 荷物を預けられる場所は少ない スイスの治安がいいのは確か

スーパーはまともな値段 水、ジュースが100~200円、サンドイッチが300円~、普通のパンなら1個100円しないのもある お金がないならスーパーに行くべき

・スイスのスーパーはcoopとmigrosという二大勢力がほとんど 値段の差はほぼない どちらも大型のスーパーもあれば、街中にコンビニサイズの店があったり、駅の構内にキオスクみたいな感じである なので買い物には困らない

・自販機は大体の駅には置いてある ただ飲み物1本300円以上するなど中々高いので緊急用と割り切り、スーパーで買いこんでおくことを推奨する

 

チューリッヒ中央駅について

・駅の名称は「Zurich HB」中央駅を目指したければこれが書いてある電車に乗ればいい

・地上は櫛形ホーム、地下にたくさんのホームがありかなり巨大な駅なので乗り継ぎには十分な時間を持っていこう

・コインロッカーは無限にある、クレジットカード使用可能

・トイレは有料 スイスの中でも特に高く、男子小のみ150円、それ以外は1回200円するので気を付けよう

・トイレに両替機があるので小銭はなくてもなんとかなる コインロッカー用の両替をしてもいいかも トイレとコインロッカーは同じ階層にある

 

ザンクト・ガレンのケーブルカー

・有名な修道院と図書館があるザンクトガレンにはケーブルカーがある、ケーブルカーがあること自体は日本語でググってもいくつか情報が出るけど、どれも情報が古いので、ここに記していきたい

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・場所はここ googleマップで出る 修道院の近く ちなみにザンクトガレン駅から修道院に向かう場合は使わない

修道院の裏手は急な坂になってて上のほうにも住宅があり、徒歩で上り下りするのはきついため設置されていると思われる

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・中はこんな感じ 内装を見る感じたぶん最近リニューアルしたっぽい?それで情報も古くなっているんだと思う

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・これがチケット 日本語のサイト探してみるとこの券売機になった情報が見つからなかった

・多分片道1回乗るなら左上のzone 210を買えばいいと思うんだけど確証がもてなかった、要調査 ドイツ語出来る人に調べてほしい・・・

・ケーブルカー自体は無人運転で、エレベーターみたいな感じで自動で上り下りしてる

・ケーブルカーが乗り場に近づくとアラームが鳴る、自動でドアが開いて一定時間経つとしまる なんとかなる

 

チューリッヒ中央駅近くにある、リンツ工場直営店について

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・場所はここ

・公共交通機関で行く方法はいろいろあって、googleマップや日本の観光サイトでは路面電車とバスを乗り継ぐ方法が勧められてるけど、電車で行く方法が分かりやすくて良いと思う

https://goo.gl/maps/eYR23LLPW4kVyCsd7

・↑経路案内のリンク 1kmほど歩く必要があるけど分かりやすい

リンツ工場直営店は普通のお店なので、普通に買い物をすればいい 手前にでっかい工場があるけど買い物行くだけなら関係ないところ

・工場直営店はリンツの色んな製品があるけど別に安くはない、日本で買うよりは安いと思うけど、ただ安く買いたいなら適当なスーパー行ってリンツ製のチョコがおつとめ品になってるのを狙うほうがいいと思う

・工場直営店は製菓用のチョコパウダー等が売ってあったり、シーズンを過ぎた限定商品が安くなってたりするのでそういうのを買うといい

 

以上、スイスの知見でした。次はイタリア編かな・・・?お待ちください。

卒業旅行3日目-スイス編②+イタリア編①-

こんばんは。久しぶりに卒業旅行のブログを書いていきます~

 

これの続きです。

https://itsuki-211132.hatenablog.com/entry/2019/03/25/122604

今回は卒業旅行3日目、スイスを出発してイタリア入りした日について書いていきます

この日はこんな感じのルートでした

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この日乗りたい観光列車がクール駅始発だったので、この日はクール駅近くのホテルに泊まっていました。

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ホテルの朝食はビュッフェスタイル。といっても、ヨーロッパの安ホテルは基本的にハム・チーズ・パン・ヨーグルトがあるくらいです。

パンとチーズが美味しくてヨーロッパ来たんだなあ~と一人で感動していました。

 

 朝8時ごろホテルをチェックアウトして駅へ向かいます。

クールの街は日本で言うと山梨や長野みたいに、周囲が標高の高い山々に囲まれているため天気のいい日は眺めがとてもいいです。

あまり写真は撮ってなかったので、駅のホームからの写真を一枚

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この日乗った列車はベルニナ・エクスプレスといって、スイスからアルプス山脈の標高2000mくらいの場所まで登り、そこから山を下ってイタリアの端にあるティラノという街まで行きます。

線路自体が世界遺産になってる、世界でも珍しい場所で、これに乗るためにわざわざ今回の卒業旅行ではスイスを起点にしました。

その甲斐もあって(?)、天気にも恵まれ、車窓からは雄大アルプス山脈を覗くことができました。これはその時のツイートです。

 

行ったのが三月の上旬ということで、麓は雪もほとんど解けていて、列車がどんどん高いところに行くにつれて雪が深く、最後は一面の雪原の中を走っていくという贅沢な体験ができました。

山頂近くの駅では15分ほど停車し、乗客は降りてアルプス山脈をゆっくり眺めることができました。

 

いや、これは本当に文字や写真では全然表現しきれないんで、本当にみんなスイスに行って乗ってほしい!!!楽しいから!!!

 

この観光列車が片道4時間くらいで、イタリアの街ティラノには12時半ごろ到着しました。

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ここは、スイス・クール方面への列車が出るスイス国鉄ティラノ駅とイタリア・ミラノ方面への列車が出るイタリア国鉄ティラノ駅が隣接しています。

ここから10分ほどの乗り継ぎ時間を挟んで、イタリアの有名な都市ミラノまで電車で行く予定だったのですが・・・

 

イタリア側のティラノ駅へ行くと、ホームでは引っ切り無しに英語とイタリア語のアナウンスが流れていて、乗客はホームに来たと思えば、別のところへ歩いていきます。

そして僕は英語のヒアリング能力がないので、ホームで立ち尽くしていました。その時、アジア人っぽいお兄さんに「アーユーチャイニーズ?ジャパニーズ?」と話しかけられました。

何だろうと思い話を聞いてみると、「次の電車は運休になった。その次の電車は2時間後だ。この後隣の駅まで行く代行バスが来るから移動しよう」と日本語で(!)説明していただきました。

 

言われるがままに反対側の出口にあるロータリーへ移動し、人の流れについていってバスに乗り込みます。

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乗客もたくさんいたので、荷物を押し込みさっき話しかけてきたお兄さんの隣に座ることに。

そこで色々と話をしたところ、お兄さんは香港の方で、仕事の休みを取ってイタリアを中心にヨーロッパを周遊しているとのこと。そして英語と中国語と日本語が話せるすごい人でした。この人がいなかったらイタリアの田舎で2時間待つしかなかったです。

 

お兄さん「あなたは英語が苦手です、イタリア語は話せますか?」

僕「いやイタリア語は話せないんですよ~英語の日常会話しかできないです」

お兄さん「あなたは・・・本当に・・・すごい?ですね」

尊敬されたのか、多分呆れられたんでしょう・・・

 

この路線は基本的に電車は端から端まで往復するため、隣の駅までバスで来ても結局2時間後の電車に乗るだけでは・・・?と思いつつ、バスを降りて隣の駅のホームに向かったところ、なぜか本来乗る予定の電車が止まっていました。

 

お兄さん「Milano?」

駅員「Yes!(急いで乗り込むように、とジェスチャーする)」

 

何はともあれ、予定より1時間ほど遅れつつも予定の電車に乗ることが出来ました。

 

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自分は途中のバレンナという駅で降りる予定で、お兄さんは終点のミラノまで行くとのことだったのでバレンナの駅で別れました。

ティラノからバレンナに着くまでの2時間あまり、日本語でいろんな話をしました。自分がこれからヴェネツィアを目指すこと、お兄さんは数日前にヴェネツィアに行き、カーニバルを見てきたこと、ヴェネツィアの安くておいしいパスタ屋さんや、物売りには近づかないようにというアドバイスなどなど・・・

 

3日ぶり?くらいに日本語で、流ちょうなコミュニケーションが取れたのでとても楽しかったです。

最後はLINEを交換して、1枚だけ2人で写真を撮りました。今度連絡してみようかな・・・ 

 

香港のお兄さんと分かれ、バレンナ駅で途中下車しました。バレンナ駅というのはここにあります。

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ミラノからみて北にある「人」のような形をした湖はコモ湖といい、イタリアの避暑地・リゾートのような場所になっているそうです。

今回、ベルニナ急行に乗るためにスイスからイタリアに入るルートを組んだ結果、このコモ湖に立ち寄れそうだったのでバレンナ駅で降りることにしました。

 

今回はバレンナ駅周辺も散歩する予定でしたが、電車が遅れたためまっすぐフェリー乗り場に向かい、ベラジオという町を目指しました。

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フェリー乗り場で買った切符 「ベラージオ!ワンウェイ!」で通じた

 

この日のイタリアは快晴で3月上旬にもかかわらず日中は20度近くありました。そのため、フェリーからの眺めも良く、風がとても気持ち良かったです。

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ベラジオの町並みもヨーロッパの田舎らしい雰囲気があり、イタリアの人たちは湖畔のカフェでお酒を飲んだりベンチに腰かけておしゃべりをしてのんびりと過ごしていました。ここはとても歩いていて楽しかったので是非再訪して2,3日ゆっくりしたいなと考えています。

 

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お気に入りの一枚

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ちょっとわき道を覗くとこんな感じの階段が続いていてとてもエモい

 

ベラジオを少し散策してからはまたフェリーでバレンナへ戻り、早足で駅へ戻りさっきと同じ電車に乗ってミラノへ向かいました。

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全体的にスケジュールがカツカツで、のんびりする時間がすくなかったので本当にまた行きたいです。

 

この日はミラノ駅近くに宿を取っていて、ミラノ駅には18時過ぎに到着しました。

なぜこの日の最終目的地に着くのが18時くらいなのに急いで移動してたかというと、ミラノ駅近くはイタリアの中でも相当に治安が悪いところだからです。実際、ここ1年で2件、日本人観光客がミラノ駅周辺で荷物を狙われる事件があり、この卒業旅行をする前には外務省からイタリア旅行者への注意メールが届いていました。

 

旅程の関係上どうしてもミラノ駅に宿を取るしかなかったため、日没前には絶対にミラノ駅に付き、速攻でホテルにチェックインしてそのまま外に出ないようにと決めていました。

ネットで調べた情報ではミラノ駅は駅構内にも物乞いやホームレスがいて危険と書いてあったのですが、あまりに悪評が立ってたせいか、つい最近駅に簡易的なセキュリティーゲートができて切符を持っていない人が入れないようになっていました。(ヨーロッパの駅は大きいところでも改札がないところが多いです)

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ミラノ駅ホーム、電車を降りて外に出るところ

 

実際、ホームを出て駅から出た時も目の前にたくさんの物売りがいてお世辞にも安全とはいいがたい雰囲気がありました。

あらかじめホテルへの経路を確認してまっすぐ向かった結果、なにごともなくホテルにチェックインすることができました。

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今回泊まったホテル、ミラノ駅から徒歩5分ほどとアクセスは非常によく、素泊まり5000円と比較的まともな値段だったので良かったのですが、シャワールームはもうちょっとなんとかならんかったのか・・・?という感じです。

 

ミラノにも観光地がいくつかあるので、荷物の置き場所を考えると難しいところではあるのですが、出来ればイタリア旅行するときはミラノでの宿泊を避けるか、ちゃんとしたホテルを取ってなおかつ日没までにはチェックインする必要があるなと感じました。

 

そういった事情もあり、この日は19時前にはホテルに着いたものの、近くのスーパーで適当な食べ物だけ買い込んで早めに就寝しました。実際のところ、長距離の移動が続いていたのでここでしっかり寝れたのはよかったです。

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翌日は朝にミラノ周辺を少し観光してから、卒業旅行のメインイベントであるヴェネツィアへと向かいました!

これ以降の話は次の記事に書きたいと思います。それでは!

 

歯医者と研修

こんばんは。ITSUKIです。

ここ数日歯が痛いので、駅近くの歯医者さんに行ってきました。

初診だったのですがとても丁寧に説明してもらえたので助かりました。レントゲンと診察からクリーニングまでしてもらって、保険適用して5000円ちょいでした。相場はよく分かりません。

薬は近くのドラッグストアで調剤してもらう形式だったのですが、そこの店がpaypayが使えたので薬代の20%ポイントが付くなどしました。こういう値段が固定されてるものが安く手に入るとかなりお得感があって好きです。

 

さて、診断の結果なんですが見てもらった結果虫歯はなく、

①歯肉の腫れの問題

②親知らずが悪さをしている

③生活環境の変化によるストレス

のどれかだろうって話になりました。①はクリーニングと薬で経過を見て、②は紹介状書いてもらってどこかで時間作って病院行くことにしました。入社直後に有給の相談するのめんどくさいな~・・・

問題が③ですね。ちょうど今入社から2週間経ったところなので、この機会に現状の報告がてら書いていきたいと思います。

 

現況について

今年の3月に4年間通った大学を卒業しました。そこから2週間の卒業旅行をしたのち、

3月の下旬に愛知の実家を出て横浜の新居に引っ越しました。

4月1日に会社に入社して、4月いっぱい研修をしたのちに、GW明けに現場に配属されて勉強しつつ仕事をしていく感じになります。なので今、研修の半分が終わったところですね。

 

新居と一人暮らし

今は横浜市の端っこのほうに住んでいます。とりあえず2週間ちょい住んでみて、とりあえず生活には困らないし、静かで暮らしやすいな~という感じです。何かないものがあったらすぐ買いに行ける環境はすごい。実家は一番近いコンビニまで徒歩15分かかってたので、ちょっと出かけるのも面倒でした。新居もきれいでいい感じです。

一人暮らしの準備はなんとかなりました。役所とかの手続きは一通りできたし、荷ほどきも周りの人に手伝ってもらったので、さっそくゴミ屋敷とかそういうことにはなってないです。

家事がめんどくさいですね~・・・食事掃除洗濯ゴミ出しその他、ほとんど親にやってもらってたのでめちゃくちゃ難しいです。親のありがたみをひしひしと感じています。

多くの時間をここに吸われてるので、このへんをうまくパターン化していくのが今後の課題ですね・・・

 

入社と研修

入社式と2日目はめっちゃくちゃ緊張してました。社長とか役員さんとかレベルの高い人たちがたくさん出てきていろんな話を聞いたのでボスラッシュって感じでした。

研修はなんとかなってます。大声で社訓読み上げるとかランニングさせられるとかそういう感じはなく、ビジネスマナーやら社会人の基本やらを色々教えられてる感じですね。動きの少ない座学が多いので眠気との闘いみたいなところはあります。

グループ会社含めてごちゃまぜになってるので色んな人と会話できるのが楽しいです。僕は旅行を通して色んな人と話したりするのが好きだったので、バックグラウンドの違う人たちと過ごせるのは楽しいですね。出身を聞いてそこから話を広げられるのもいい。

同じ大学から同じ会社に就職した人も何人かいるので、何かあった時に相談できるのもいいです。

 

ストレスと対処

研修と一人暮らし含めて、環境は本当に良いと思います。これで文句言うってどうなのってくらいには。

ただ、学生の時に比べるとやっぱりしんどい。やることが多い。サボれない。

学生時代から一人暮らししてたり研究バリバリやってたから今のほうが楽~って人も沢山いるんでしょうけど、学生の時にのほほんとしてた自分としては色々と負荷がかかっている気がします。

学生の時は通学に往復3~4時間かかってたけど、家事は全部やってもらってたし、多少夜更かしして睡眠時間削っても昼間寝てなんとかなってたんですが、

今は研修施設がやや遠くて通勤往復2時間半~3時間、研修7時間半、睡眠時間は確保して7時間半、残りの時間で家事と余暇って感じなので中々時間がとれないです。オタクなので一人の時間はいくらでも欲しいのです・・・この辺が歯痛に影響してる気がします。

 

ただ、研修が終わると環境がだいぶ変わります。

通勤往復1時間、仕事7.75時間になるので、睡眠7時間半とっても6時間半くらいは家事と余暇に割けるのかな?家事をパターン化できたら平日もしっかり遊べそうです。

これで土日は基本空いてて、祝日や有休もあるなら怠惰な自分でも社会なんとかなりそう・・・と思ってます。

あとはまだお金を貰ってないので、初任給が出ればだいぶやる気が出るかな~

25日が待ち遠しいです。税金その他差っ引かれて悲しい気持ちになるかもしれませんが。

 

まとめ

歯が痛いのは環境の変化がけっこう響いてる気がする。まだ研修中で色々と負荷がかかってる部分があるので、その辺を対処しつつうまいこと社会をやっていきたい。

とりあえず4月で研修が終わり、GW明けに配属なので、それまで頑張りたいと思います。GW中は前半ずっと帰省して後半は横浜やらどこかで遊ぶ予定です。

 

あと、最近全然書けてない卒業旅行のブログも再開する予定です。あとあれ書いてて感じるんですが、写真の選定と現像をしながらブログを書いていくと本当に時間がかかるので、ブログは文章と過去のツイートを引用して作りつつ、写真整理は別に時間とってやっていくことにしました。

なので今後の卒業旅行のブログは文字多めの旅行記になりそうですが、見ていただければ幸いです。

 

それでは。

卒業旅行2日目-スイス編①-

こんばんは。ITSUKIです。

もう3月も終わりかけて入社まであと1週間なのに卒業旅行のブログは5%くらいしか書けてないのでマジでどうしようという感じですが、とりあえず書いていきます。やっていく

これ(1日目)の続きですね。

https://itsuki-211132.hatenablog.com/entry/2019/03/19/122743

 

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2日目(3月4日)の行程

       香港時間(日本-1時間)
0:40 CX383便 香港国際空港出発
    ここからヨーロッパ時間(日本-8時間)
6:30 スイス・チューリッヒ空港到着
7:30 チューリッヒ中央駅到着 荷物を置いて出発
9:30 ザンクト・ガレン到着 市内観光(2時間)
12:50 キルヒベルグ到着 リンツ工場直営店で買い物
15:00 バーゼル到着 市内観光(1時間半)
19:00 クール到着 宿泊

 

各都市の位置関係はこんな感じです。①→②→③→④の移動

チューリッヒを拠点にスイスの右上らへんにある都市をいくつか回った感じですね。

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・CX383便 香港国際空港出発

香港観光を終えて、夜遅くに空港に戻り、1000円した美味しくないチャーハンを食べた後の話です。

手持ちの香港ドルが余ってたので、空港の両替所でこれから行くスイスの通貨スイスフランに両替したんですが、レートが公定レートに比べて低くて唸ってました。外貨はなるべく使いきるのが正解なんだなと・・・

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公定レートでは1スイスフラン=7.8香港ドルくらいなので14%くらい高い

 

0時過ぎに飛行機に搭乗。

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いわゆるエコノミークラス 夜行バスみたいな感じ これで12時間移動する

 

深夜フライトだし搭乗したらすぐ消灯して寝る体制に入るんだろうと思ったら離陸1時間後くらいに明かりがついて機内食が配られ始めたので笑っちゃいました。

 

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チャーハンによる満腹感と極度の眠気で殆ど手が付けられませんでした。食後のアイスが配られて蓋を開けたところまでは覚えてるんですが気が付いたら全部回収されてて数時間経ってました・・・

 

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着陸2時間前くらいに朝食が配られました。これは美味しくてモリモリ食べてた

 

上の表では6時間くらいしか経過していませんが、時差の関係で12時間くらいのフライトだったので、ガッツリ寝て体力はほぼ回復しました。この飛行機を選んだのは正解だったかな~という感じです、宿代も浮いたし。

 

・スイス・チューリッヒ空港到着

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飛行機は定刻通りチューリッヒ空港に到着しました。

さっそく到着ゲートから入国審査カウンターに移動です。

 

ここでヨーロッパの入国審査があったのですが、「日本人はヨーロッパの入国審査は余裕で通る」というインターネットの情報を鵜呑みにしてしまった結果、行程表や切符やホテルの予約確認書を全部預け荷物に突っ込んでしまい

「英語もロクに出来ない、行程もないのにヨーロッパに2週間滞在すると言ってる謎の日本人」という状態になってまあまあ詰められました。最終的に手持ちの現金とクレジットカードを見せて通してもらいました。

こうしてインターネットに踊らされた人間がまた一人増えたのです。よかったですね。

 

無事に預け荷物も回収できたので空港からチューリッヒ中央駅行きの電車に乗り込みました。朝早いので比較的空いてましたが、電車の中では都心に向かうサラリーマンの姿をちらほら見かけました。

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駅の電光掲示板はこんな感じ Zurich HBってのが中央駅のことなのでこれが書いてある電車に乗ればとりあえずなんとかなる

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 1等車(グリーン車みたいなもの)の座席 ヨーロッパの座席は向かい合わせが多い

 

チューリッヒ中央駅到着

空港からチューリッヒ中央駅は電車で15分くらいで着きます。これから行く都市は全てこの駅を拠点に電車で行けるので、とりあえず駅のコインロッカーに大きい荷物を全部入れておこうという算段でした。

 

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チューリッヒ中央駅の外観 かっけえ~ ヨーロッパのデカい駅は大体かっこいい

 

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ピーク時は1,2分おきに国内外さまざまな場所から電車が発着する

 

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朝日に照らされてエモい感じに撮れた写真

 

流石スイス最大の鉄道駅だけあって、利用客でごった返してました。治安はあまり日本と差がないように感じました。

ここからザンクト・ガレン行きの電車に乗りました。

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ジュネーブ空港発、ジュネーブチューリッヒ中央、チューリッヒ空港経由、ザンクト・ガレン行き特急列車 2つの都市と空港を通る不思議な電車

 

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 この電車の車両は普通だった

 

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途中はスイスの田舎をずっと走ってたのですが、どこの世界でも田舎は変わらないんだな~と感じてました。田舎が好き 一生田舎で可愛い女の子と過ごしていたい

 

ザンクト・ガレン到着

1時間半ほどでザンクト・ガレン駅に到着しました。

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駅がデカい 内装もかっこいんですよ~写真撮り忘れたけど

 

ザンクト・ガレンはアートの町?らしくて町の一角が不思議な空間になってました。どういう経緯でこうなったかは調べたけど忘れた ググってください

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さっきの場所を除けば普通のヨーロッパの町 月曜の朝なので人はまばら

 

この町にはザンクト・ガレン修道院という世界遺産があり、修道院付属の図書館がすごいという情報を見つけたので、それを目的に訪問しました。

www.travel.co.jp

ただ、この日は付属図書館が閉館していました・・・かなしい 仕方ないので修道院にあった教会を見てました。

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ザンクト・ガレン修道院

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ヨーロッパはいたるところにこういう大きい教会があり、場所によっては無料で入れる

ただ、礼拝者に敬意を払って、大きい音は出さない、飲食禁止などの注意事項があるのでそれをきちんと守って見学しましょう。撮影の可・不可は場所によります

 

あと修道院の裏手にケーブルカーがあり、ケーブルカーで丘の上まで登るとザンクト・ガレンの町並みが一望できるので良かったです。

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ここにも多くの人たちが住んでいて、生活があり、人生があるんだな~

 

2時間半ほど滞在したのちに、また電車でチューリッヒに戻り、次の目的地であるキルヒベルグに向かいました。

スイスはヨーロッパでも特に物価が高いので昼ご飯はスーパーで適当に買って食べました。物価については知見のほうに書いていこうかなと思ってます

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ヨーロッパは二階建ての電車が多いです

 

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アップルサイダー、カレー味のサンドイッチ、チョコパイみたいなお菓子 700円くらい

 

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チューリッヒ中央駅からキルヒベルグ駅を目指す

 

・キルヒベルグ到着

キルヒベルグってのはチューリッヒから見てこのへんにあります。普通電車で15分くらいです。

ここも普通の町なんですが、リンツという有名なチョコレートメーカーの工場があるので来ました。

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キルヒベルグ駅から徒歩10分くらいのところにあるリンツの工場と、工場直営店です。

駅を出て少し歩いた時点で既にチョコの匂いがしてくるのですごかった

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直営店の中はリンツの製品(9割はチョコ)で埋まってました。

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中央の山?は飴玉の形をしたチョコを100g400円くらいで量り売りしてる

15種類くらい味のバリエーションがあるのですごい

 

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イースター(復活祭)に向けて大量のうさぎ型チョコが売られていた

 

ちなみに直営店はバリエーションは多いですが特別安いわけではありませんでした。安く買うだけならスーパーの値引き品を狙うほうが安い

ただ、菓子作りの材料になるチョコパウダーや時季外れのセール品のチョコなどが奥にあるので、そのへんを狙っていきましょう。

 

買い物を一通り楽しんだところでチューリッヒ中央駅に戻りました。

元々の予定では、この日の最終目的地であるクール近くにマイエンフェルトという町があり、そこが「アルプスの少女ハイジ」のモデルになっているらしく、そこに行って散歩しようと考えていました。

しかし昼過ぎくらいから気温が下がって雨も降りだしたので予定を変更、電車でバーゼルに行くことにしました。

 

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けっこう高級感のある座席 快適でした。

 

 

バーゼル到着

バーゼルというのはスイス・フランス・ドイツ国境近くの都市で、こんな感じに国境が引かれています。島国の日本に住んでるとあんまり実感わかないやつ

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地図左上がフランス領、右上がドイツ領、下がスイス領という感じです。

赤いピンのところにバーゼル中央駅があり、①のフランス・スイス国境近くまで路面電車が走っているのでそこを目指しました。

 

 

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バーゼル中央駅 駅前の広場にはひっきりなしに路面電車が通っており、しかも信号も何もないのでめっちゃ怖いです。一回轢かれそうになった。

 

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バーゼルに着いたとたん雨が急に強くなったので、急いで路面電車に乗り込む

 

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フランス・スイス国境 

ヨーロッパは基本的に国の移動をするときに出入国管理やパスポートの提示は求められません。ただ、抜き打ちのチェックはあるようです。

調べたところによると、スイスやフランスは物価が高く、ドイツは物価が安いので、休日になるとスイスやフランスの住民は国境を越えてドイツのスーパーに買い出しに行ったり、それを見越して入国管理局が税金のチェックをする(一定量以上の肉類の持ち出しには関税がかかるらしい)という光景も見られるそうです。

 

初めて「歩いて国境を超える」という経験をして満足したので、ここからはバーゼル市内を散策しました。

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バーゼルのフライエ通り 

ここは高級ブランド店やデパートが立ち並ぶ、香港のようなショッピング街だった

 

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ヴェットシュタイン橋からの眺め ライン川という大きな川を挟んで、スイス・フランス・ドイツの国境が引かれている

 

散歩してたらとても大きな建物があったので入ってみました。帰ってから調べたらバーゼル大聖堂という教会でした。

ヨーロッパ旅行のだいご味は、こういう教会がたくさんあって誰でも簡単に入れることだと思います。

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夕方5時近くなったので、宿に向かうべく出発しました。散歩してたら外食する時間もなかったのでまたスーパーで適当に買い込んで電車に乗り込みました。

 

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バーゼル発、チューリッヒ中央駅経由クール行き特急列車

一旦チューリッヒで降りてコインロッカーに預けた荷物を回収し、後続の電車に乗りました。

 

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チキンカレーサンドとイチゴヨーグルト、炭酸水 5、600円だったと思う

 

・クール到着

19時過ぎにクール駅到着です。翌朝乗る電車がこの駅始発だったので、駅近くのホテルを取りました。

ホテルの人がとても親切で、ジェスチャーとゆっくりした英語を交えて説明してくれたのでなんとか聞き取れました。

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ホテル ドライ ケーニゲ

シングルルーム、朝食付き、トイレ・シャワー共同 1泊約6000円

 

飛行機降りて朝6時から一日中動き回ってたので、この日は日本で買って手を付けてなかった菓子パンを食べて早めに就寝しました。

 

ここからは次のブログの「卒業旅行3日目-スイス編②&イタリア編①」に書きたいと思います。それでは!

卒業旅行準備編①-構想、日程の確保と旅程の組み方、飛行機の選び方-

こんにちは。ITSUKIです。

最近卒業旅行についてつらつら書いているのですが、今日は準備編として今回の旅行の構想、日程の確保と旅程の組み方、飛行機の選び方あたりを書いていきたいと思います。

 

概要

・卒業旅行は一度も行けてないヨーロッパに行くぞ!

・限られた日程の中で、行きたい都市をピックアップしつつ旅程を組んでいく

・その結果キャセイパシフィック航空、香港乗り継ぎがベストになった

 

 

構想

大学生になる前から旅行が好きだったので、在学中の4年間でどうやって旅行していくか、というのはなんとなく考えていました。

最初は1,2年生の時に日本国内47都道府県を制覇して、3,4年生の時に海外を飛び回ろう、と考えていました。(旅行オタクにこの考えを話したところ、どうも皆同じようなことを考えたらしく共感を得られた)

 

もともと、インターネットでよく見る「インド行ったら世界観変わった」とか「大学休学して世界一周したら人生変わった」みたいなやつに不信感を持っていました。あと「海外はこんないいところがあるから日本も真似するべき」的なツイートも苦手でした。

そりゃ海外にはいいところが沢山あるかもしれないけどそれってまず日本のこと知らないと分かんないんじゃねえの?って思ってました。

 

なのでまず最初に日本国内をたくさん見て回って日本のことを知ろう、どうせなら47都道府県全部行ってみよう、そこから海外に行けばいいやと考えました。

大学入学したての頃は授業のこなし方も分からず金もなかったのでなかなか旅行はできませんでしたが、授業やバイトの合間を縫って旅行をして、最終的に2年の春休みに4週間かけて日本一周して、それまでの旅行と合わせて47都道府県を制覇することが出来ました。

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位置情報記録アプリ「駅メモ」で47都道府県を制覇した時のスクショ

 

この時47都道府県制覇したので次は海外へ・・・となる予定だったんですが、旅行した結果もう一回行きたい場所や行けなかった場所が見えてきました。

また、このころから友人の影響でクラブに行くようになり、色んな場所のクラブに行って色んな人と話すのが楽しくなった結果

「もうすこし国内を旅行したりクラブに行ったりして、いろんな人と仲良くなるのが楽しいのでは・・・?」と思い、大学3年の時はひたすら国内を飛び回りつつ色んな場所に顔を突っ込んで遊んでいました。おかげでこの1年で知り合いや友達がずいぶん増えました。

 

また、4年になって就活と卒業研究が始まると、たまに休みはあるけどまとまった休みが取りにくく、さらにいつ休めるのかギリギリまで分からないという状態になってしまいました。なので結局4年次もたまの休みは国内旅行に費やしてました。

その結果、がっつり海外に行けるのは卒業旅行くらいとなり、卒業旅行は行きたいところ絞り込んだうえで楽しむぞ~ という感じになりました。

 

日程の確保と旅程の組み方

この辺はほぼ同時進行でやっていたのですが、まず最初にしたのは日程の確保です。

11月中旬くらいになると卒業研究と就職のあれこれのスケジュールがある程度分かってきました。その結果

・うちの学科は2月中旬に研究発表やって2月末くらいは研究するらしい

・就職に伴う引っ越しの関係で3月後半2週間は完全に空けないといけない

ということが分かりました。このことから、卒業旅行に行けるのは3月上旬~中旬、より具体的には2/28~3/17の間くらいになることが掴めました。

 

次に旅程の組み方ですが、したいことを色々まとめていくと

①大学のけいおんオタクの友達がロンドンに行きたい、日程は3/12~3/15あたりがいい

②自分はARIAのオタクなのでヴェネツィアに行きたい

③鉄道オタクによるとスイスからイタリアを結ぶ観光列車、ベルニナ・エクスプレスが凄いらしいので乗りたい

ということになり、上記の日程としたいことを組み合わせつつ旅程を組むことになりました。

 

したいこと①の日程から考えて、最後にロンドンに行って友達と合流し、そこから日本に帰ることは決まりました。

また、したいこと②と③をどう両立させていくか考えて調べていくと、同じようなことを考えている人の旅行記が見つかりました。旅行オタクの考えることって大体似ていくんですね~

この記事のおかげで、どうやら②と③は両立できるらしいと分かりました。

4travel.jp

この人の記事をけっこう参考にしていました。

 

そしてここまで考えたことを地図上にまとめたのが下の図です。分かりにくくてごめんなさい・・・

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左上の黒丸で囲んでいるのがしたいこと①のロンドン

右下の赤丸で囲んでいるのがしたいこと②のヴェネツィア

赤い矢印⇔を引いているのが観光列車ベルニナ・エクスプレスのルートです。

 

これらをどう繋げていくかを考えつつ色々調べた結果

中央の黄丸で囲んでいるスイスのチューリッヒというところに大きい国際空港がある

青い矢印⇔を引いている、ヴェネツィア=パリ間には夜行列車がある

黒い矢印⇔を引いている、パリ=ロンドン間には国際特急列車がある

ということを発見しました。

 

つまり、日程の関係でロンドンを最後にすると

スイス・チューリッヒ入り

→ベルニナ・エクスプレスでヴェネツィア

→夜行列車でパリ→

国際特急列車でロンドン・帰国

というルートが組める!!ということになったわけです。ここから細かく旅程を詰める段階で行きたい地方都市をピックアップした結果、前のブログにも書いたこんな感じのルートになったわけです。

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これにて確保した日程の中でざっくりとした旅程を組むことができたわけです。

 

飛行機の選び方

ざっくり旅程を組んだ結果、

①スイスのチューリッヒからヨーロッパに入る

②イギリスのロンドンからヨーロッパを出る

ことが決まりました。

 

また、私は現在愛知県に住んでいたので出発/到着は中部国際空港がいいなあと考えていました。本当は日本からヨーロッパに行く場合、東京の成田/羽田や大阪の伊丹/関空から出発するほうが選択肢の幅が広いんですが、ただでさえ卒業旅行できる日程に限界があったので日本国内での移動を増やしたくありませんでした。その4つの空港は国内旅行で行ったこともあったし・・・

あと、バイトで旅費を捻出するタイプの学生なので飛行機代はあまり高いと厳しいという制約もありました。その条件の中で色々調べていきました。

 

調べていくと、国際線の飛行機運賃にはオープンジョーというルールがあることがわかりました。

ja.wikipedia.org

 ざっくりまとめると、

・国際線の飛行機というのは片道ずつ取るとバカ高く、片道数十万とかになる

・往復で予約するとエコノミーならヨーロッパ往復10万~くらいになる

・往路と復路の発着地が異なっていても往復するという扱いになって安くなる

 

どういうことかというと、往復の航空券というとA空港⇔B空港を往復するというイメージになるのですが

往路:A空港→B空港、復路:C空港→A空港 でも往復航空券扱いになって、ヨーロッパ往復10万くらいで取れたりする

 

ということです!つまり、今回は

往路:名古屋・中部国際空港→スイス・チューリッヒ空港

復路:ロンドン・ヒースロー空港→名古屋・中部国際空港

というルートにして、往復航空券という扱いにしよう!としたわけです。

 

ちなみにオープンジョーは往路復路どちらも同じ航空会社で取らないと往復運賃にはなりません。(それはそう)

なので、今回の場合は中部国際空港チューリッヒ空港とヒースロー空港の全てに路線網を持つ航空会社を選ぶ必要があることになります。

 

フライトの検索や航空会社の路線網の検索にはこれらのサイトを使いました。

www.google.com

 

flyteam.jp

11月~12月は毎日のようにこれらのサイトを睨めっこしてました・・・

 

膨大な調査と値段の比較の結果、香港を拠点にする有名航空会社であるキャセイパシフィック航空を利用することになりました。

www.cathaypacific.com

 

11月~12月ごろに調査し、2/28~3/17あたりで上記の条件のフライトを検索した結果、最終的にこのような飛行機になりました。

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往路:3/3出発 名古屋・中部国際空港香港国際空港→スイス・チューリッヒ空港

復路:3/15出発  ロンドン・ヒースロー空港香港国際空港→名古屋・中部国際空港

往復10万6610円(諸税込)

 

この飛行機を予約した日は1日中ドキドキしてました。ついに旅程が決まったという実感、狙い通りのフライトを予算内の価格で取れた安心感、10万が財布から吹き飛んだ現実・・・

 

ちなみに、ブログの構成上日程と旅程決めてから飛行機を選んだみたいな感じになってますが、実際は同時進行でやりつつ色んなルートを考えてました。

 

ブリティッシュエアウェイズという航空会社を使って名古屋→ソウル→ロンドン→陸路移動→チューリッヒ→東京 なんてルートも考えてたり・・・

 

この案はロンドンの日程が後半になると分かった時点で没になりました。あとはヒースロー空港の入国審査は混むとかイギリスの入国税がバカ高いとかいろいろな理由があったのですが、それを書き始めると一生ブログが終わらんのでやめます。

 

 

おわりに

今回のブログは4000文字くらいいっちゃいましたが、ここまででやっと大まかなルートが決まって飛行機が予約できたところまでしか説明できませんでした・・・大きな旅行するときに考えてること全部書き出すとこんなに長いんだなあと感じています。多分これ全部書いたら卒論の文字数を軽く超えます。

 

次回は卒業旅行2日目、スイス編を書きたいなと思ってます。よかったら読んでください。

それでは!

香港で得た知見

知見です。

 

香港国際空港について

・めちゃくちゃ大きい

・飛行機の発着ゲートによってはターミナル内を鉄道で移動する必要がある

・徒歩で移動できても20分近くかかる場合がある、チェックインは早めにすること

・免税店やレストランなどは制限エリアにたくさんあるので、早くチェックインして中を散策するのがよさそう

・制限エリア内の飲み物の相場は20香港ドル、見た限りの最安で14香港ドル

・クレジットカードやオクトパスカード(後述する)が使えるお店がけっこうあるので、手持ちの香港ドルがなくてもなんとかなる

 

香港国際空港からのアクセス

・香港市内に出るにはバスか電車

マカオや中国内地に行くフェリーもあるらしい それに乗る場合違うところから入国審査をするらしい

・空港から市内に電車で行くときはエアポートエクスプレス、通称「機場快線」を使う

・空港の各所に有人の切符売り場があるが、混んでる場合は電車で香港市内まで行っちゃってそこで切符を買うこともできるらしい(空港駅には改札がなく、市内の駅には改札がある)

・券売機もあるのでそこでも買える 券売機は現金のみ、有人切符売り場はクレカ可

・2019年3月時点で空港-香港駅は片道115香港ドル

即日来回「same day return」という仕組みがあり、空港から出発し同じ日に戻る場合は片道分の運賃で良い 券売機でも買える

 

オクトパスカードについて

・日本のsuicaみたいなやつ 電車や路線バス、コンビニ等で使える

・コンビニでもチャージできるっぽい

・旅行者が買う場合は空港の有人切符売り場で買う

・大人の場合1枚150香港ドル うち50ドルがデポジットになる

残高が足りない場合、50ドルまではデポジットから補償されるので残高が足りなくても改札から出れる

・次にチャージするときにデポジットに補填されるとか

・エアポートエクスプレス以外の公共交通機関を使うなら買ってもいいとおもう 買い物に使えるから1日でも使いきれる

 

中環(CENTRAL)と尖沙咀(TSHI SHA TSUI)の移動

-二階建て観光バスとフェリーについて-

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・香港はこんな感じで海を挟んで、中環と尖沙咀という2つのエリアがある

・ざっくり言うと中環は経済の町、尖沙咀は観光・ショッピングの町

・エアポートエクスプレスで行く場合どっちにも駅がある、空港からの値段は違う

・この2つは観光バス、フェリー、地下鉄などで移動できる 路線バスでも多分行けるんだろうけど乗ってない

・2階建て観光バスはいろんなツアーが運行してるが、予約不要で乗れるのは人力車観光バスってやつ

www.rickshawbus.com

・中環側から出発して、尖沙咀まで行って戻ってくる周回バス 乗り場は↑のサイトに書いてある 行けば分かる

・初乗り32.5香港ドル 乗る時に払う オクトパスカードあると楽

・たのしい でも風がモロに当たるので寒い日とかは向いてないや

 

・フェリーで移動する場合はスターフェリーってやつを使う

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・それぞれの乗り場はここ それぞれ中環行きとか尖沙咀行きとか書いてあるからわかりやすい

・片道3~4香港ドル 50~60円くらいなのでめっちゃ安い オクトパスカード使える

・数分おきに往復してるのですぐ乗れる でも毎晩8時前後はライトアップショーの関係でめちゃくちゃ混む 乗れないことはない

 

ゲームセンターについて

・香港市内にいくつかあるらしい 自分が行ったのはここ 香港駅から歩いて行ける 迷いやすいので時間に余裕をもって 夜になると人通りは少なめなので気を付けて

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・maimai2セット4台、jubeat4台、リフレク/ポップン各1台、ギタドラ/ドラマニV8があったかな

・オンラインマッチング可 epass使用可 パセリは不明

・1香港ドル硬貨(=15円)を枚数分入れて遊ぶ 大体6枚(=90円)で設定されてた

・両替機はなく、カウンターにいるおばちゃんに両替してもらう 紙幣渡せば伝わる

 

知見でした。追加するかもしれない

次はスイス編です。